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ナイキ社:一人勝ち状態
昨年も箱根駅伝優勝の東海大学の70%(10名中7名)・東洋大学の100%が着用するなどナイキの厚底シューズの着用率は高いものがありました。
そして今年は昨年にも増してナイキのピンクシューズ・厚底靴・ヴェイパーフライの勢いが止まりません。
今期のビックレースでもナイキのピンクシューズ・厚底靴・ヴェイパーフライ一色といっても過言ではありません。
- MGC男子(グランドチャンピオンシップ)
- 2020年箱根駅伝予選会
- 全国高校駅伝
TVで見ていても「ピンクばかり・・・」という印象を受けた方も多いと思います。
まさに長距離界を席巻、一人勝ちといえるでしょうね。
ビックレースでもピンクシューズ
MGC男子
スタート直後の画像ですがナイキ・ピンクシューズばかりです。
ざっとですが20名中15名がナイキ・ピンクシューズという印象です。
そしてこのレースで1位中村匠吾選手(富士通)・2位服部勇馬選手(トヨタ自動車)・3位大迫傑選手(Nike)と3位までに入った3選手が7全員ナイキ・ピンクシューズを履いていました。
2020東京オリンピックのマラソン代表を決める日本最高峰のレースでのこの着用率の高さがさらに人気を加速させたことは間違いありません。
2020年箱根駅伝予選会
10月30日に開催された2020年箱根駅伝予選会でもナイキのピンクシューズとグリーンシューズが躍動しました。
グリーンシューズはズームXヴェイパーフライNEXT%の色違いなのでピンクシューズと同じシューズです。
予選会上位100めいのうち約70%の選手がナイキのシューズを着用していたという報道がありました。
2019年全国高校駅伝男子
高校駅伝70年の歴史の中で1区28分台は1人だけだったのに、2019年大会でいきなり7人が28分台達成。
原因はナイキの開発したこのピンクの靴らしい。ナイキすげーーー pic.twitter.com/cWqYPErel3— える (@lTfC8qI4PATLiaC) December 23, 2019
みんなピンクシューズといっても過言ではないくらいの着用率の高さです。
もはや驚くのみです。
いまだかってここまで独占したメーカーはないと思います。
ヴェイパーフライ4%からの進化
- ボストンマラソンのレース中に雨でシューズが重くなった(シャレーン・フラナガン)などの声に応えて、アッパーには軽く通気性に優れた新素材 “ヴェイパーウィーブ” を新たに採用。汗や雨などの水分の吸収を抑え、軽さと快適さを追求。
- 多くのランナーの意見をからミッドソールを改良。高い反発力とエネルギーリターンで推進力を生み出すフォーム素材 “ナイキ ズームX” の採用は、前モデルズーム ヴェイパーフライ 4%と同じですが、フォームの量をさらに15%増量させるとともに配置を全面的に修正。
- 特にオフセット(前足部とかかとのソールの厚みの差)を11mmから8mmに抑えることで、高い安定感と効率のよい走りを科学的に実現。
- ソールに適度な硬さを与えてランナーに推進力を感じさせるカーボンファイバープレートも引き続き搭載。フォームの増量にも関わらず、シューズそのものの重量はズーム ヴェイパーフライ 4%と変わらないという軽さを実現。
- さらに、雨の中ベルリンマラソンを走ったエリウド・キプチョゲ(リオデジャネイロオリンピック金メダリスト)らのリクエストに応えて、トラクションパターンのデザインも一新。路面状態の悪い中でも安定した走りができるように前足のグリップ性を改善。またアウトソールにつけた曲線パターンや深い溝がスムーズなターンを促します。
- 中心からややずらした位置に配置したシューレース、アキレス腱を保護するためにかかと内側に小さなフォームを配置するなど、トップランナーの繊細な感覚に応えた配慮を随所に搭載。
本当に凄いですね。
1足3万円ですが速く走れるなら・・・ですね。
私の現役時代にあったら私も買います(笑)
1kmあたり2秒速くなるといわれていますが更に進化しています。
カラーは3パターン
もっともメジャーなピンク。
秋口から増えてきたグリーン
駅伝シーズンメインになりそうなオレンジ×ブルー
格安ヴェイパーフライ
ズームXヴェイパーフライNEXT%は1足3万円ということでなかなか・・・という方のために格安ヴェイパーもあります。
カラーはオレンジとグリーンの2種類で12,000円くらいで売っていましたのでお買い得だと感じます。
2020年箱根駅伝でもナイキは凄そう
ナイキ社のサイトによると10区間・23校の230人の選手のうち95人がナイキのシューズを履いていたそうです。
またナイキ社のサイトによるとさらに前年は10区間・21校の210人の選手のうち4%・40人近い選手に履かれていたそうで、ナイキの箱根駅伝のシューズシェア率は前年の4位→1位になったそうです。
- 2018年箱根駅伝:40名(着用率約20%)
- 2019年箱根駅伝:95名(着用率約40%)
- 2020年箱根駅伝予想:150名(着用率約70%)
世田谷246マラソンではアディダスシューズ着用の青山学院大学の選手もズームXヴェイパーフライNEXT%を着用していました。
今大会では出場選手の70%の約150名がナイキ社シューズを着用するのではないかと予想します。