第72回福岡国際マラソン
過去何度も名勝負が繰り広げられた福岡国際マラソンの時期が来ました。
数々の名勝負・名場面がありますが、私自身が最も印象に強く残っているのは2000年の藤田敦史選手の日本記録樹立ですね。
ラスト5kmが強かったですね
国内は設楽、野口、川内、中本、園田、服部、竹ノ内選手が登壇 pic.twitter.com/ruQ4GYvw1E
— 福岡国際マラソン選手権大会 (@FukuokaMarathon) 2018年11月30日
第72回福岡国際マラソン大会要綱
主催 | 日本陸上競技連盟:朝日新聞社:テレビ朝日:九州朝日放送 |
後援 | 国際陸上競技連盟:福岡県:福岡県教育委員会:福岡市:福岡市教育委員会 国土交通省福岡国道事務所:日刊スポーツ新聞社 |
主管 | 福岡陸上競技協会 |
支援 | 福岡県警察:陸上自衛隊第4師団 福岡駐屯地 |
特別協賛 | マイナビ |
協賛 | Sky株式会社 |
協力 | シチズン時計:SUBARU |
期日 | 2018年12月2日(日) 12時10分スタート |
福岡国際マラソンコース・高低差
東京マラソンと並び日本有数の高速マラソンコースです。
海外からの招待選手も充実しており記録が狙える大会です。
歴代優勝者
回 | 年月日 | 優勝者 | 記録 |
1 | 1947年12月7日 | 和田敏一 (JPN) | 2時間45分45秒 |
2 | 1948年12月5日 | 山田三郎 (JPN) | 2時間37分25秒 |
3 | 1949年12月4日 | 古賀新三 (JPN) | 2時間40分26秒 |
4 | 1950年12月10日 | 小柳舜治 (JPN) | 2時間30分47秒 |
5 | 1951年12月9日 | 拝郷弘美 (JPN) | 2時間30分13秒 |
6 | 1952年12月7日 | 西田勝雄 (JPN) | 2時間27分59秒 |
7 | 1953年12月6日 | 濱村秀雄 (JPN) | 2時間27分26秒 |
8 | 1954年12月5日 | レイナルド・ゴルノ (ARG) | 2時間24分55秒 |
9 | 1955年12月11日 | ヴェイッコ・カルボネン (FIN) | 2時間23分16秒 |
10 | 1956年12月9日 | 山田敬蔵 (JPN) | 2時間25分15秒 |
11 | 1957年12月1日 | 廣島庫夫 (JPN) | 2時間21分40秒 |
12 | 1958年12月7日 | 貞永信義 (JPN) | 2時間24分01秒 |
13 | 1959年11月8日 | 廣島庫夫 (JPN) -2- | 2時間29分34秒 |
14 | 1960年12月4日 | バリー・マギー (NZL) | 2時間19分04秒 |
15 | 1961年12月3日 | パベル・カントレク (CZE) | 2時間22分05秒 |
16 | 1962年12月2日 | 寺沢徹 (JPN) | 2時間16分18秒4 |
17 | 1963年10月15日 | ジェフリー・ジュリアン (NZL) | 2時間18分00秒6 |
18 | 1964年12月6日 | 寺沢徹 (JPN) -2- | 2時間14分48秒2 |
19 | 1965年10月10日 | 廣島日出国 (JPN) | 2時間18分35秒8 |
20 | 1966年11月27日 | マイク・ライアン (NZL) | 2時間14分04秒4 |
21 | 1967年12月3日 | デレク・クレイトン (AUS) | 2時間09分36秒4 |
22 | 1968年12月8日 | ビル・アドコックス (GBR) | 2時間10分47秒8 |
23 | 1969年12月7日 | ジェロム・ドレイトン (CAN) | 2時間11分12秒8 |
24 | 1970年12月6日 | 宇佐美彰朗 (JPN) | 2時間10分37秒8 |
25 | 1971年12月5日 | フランク・ショーター (USA) | 2時間12分50秒4 |
26 | 1972年12月3日 | フランク・ショーター (USA) -2- | 2時間10分30秒0 |
27 | 1973年12月2日 | フランク・ショーター (USA) -3- | 2時間11分45秒0 |
28 | 1974年12月8日 | フランク・ショーター (USA) -4- | 2時間11分31秒2 |
29 | 1975年12月7日 | ジェロム・ドレイトン (CAN) -2- | 2時間10分08秒4 |
30 | 1976年12月5日 | ジェロム・ドレイトン (CAN) -3- | 2時間12分35秒0 |
31 | 1977年12月4日 | ビル・ロジャース (USA) | 2時間10分55秒3 |
32 | 1978年12月3日 | 瀬古利彦 (JPN) | 2時間10分21秒0 |
33 | 1979年12月2日 | 瀬古利彦 (JPN) -2- | 2時間10分35秒 |
34 | 1980年12月7日 | 瀬古利彦 (JPN) -3- | 2時間09分45秒 |
35 | 1981年12月6日 | ロバート・ド・キャステラ (AUS) | 2時間08分18秒 |
36 | 1982年12月5日 | ポール・バリンジャー (NZL) | 2時間10分15秒 |
37 | 1983年12月4日 | 瀬古利彦 (JPN) -4- | 2時間08分52秒 |
38 | 1984年12月2日 | 中山竹通 (JPN) | 2時間10分00秒 |
39 | 1985年12月1日 | 新宅雅也 (JPN) | 2時間09分51秒 |
40 | 1986年12月7日 | ジュマ・イカンガー (TZA) | 2時間10分06秒 |
41 | 1987年12月6日 | 中山竹通 (JPN) -2- | 2時間08分18秒 |
42 | 1988年12月4日 | 渋谷俊浩 (JPN) | 2時間11分04秒 |
43 | 1989年12月3日 | マヌエル・マティアス (PRT) | 2時間12分54秒 |
44 | 1990年12月2日 | ベライン・デンシモ (ETH) | 2時間11分35秒 |
45 | 1991年12月1日 | 森田修一 (JPN) | 2時間10分58秒 |
46 | 1992年12月6日 | テナ・ネゲレ (ETH) | 2時間09分04秒 |
47 | 1993年12月5日 | ディオニシオ・セロン (MEX) | 2時間08分51秒 |
48 | 1994年12月4日 | ボアイ・アコナイ (TZA) | 2時間09分45秒 |
49 | 1995年12月3日 | ルイス・アントニオ・ドスサントス (BRA) | 2時間09分30秒 |
50 | 1996年12月1日 | 李鳳柱 (KOR) | 2時間10分48秒 |
51 | 1997年12月7日 | ジョサイア・チュグワネ (ZAF) | 2時間07分28秒 |
52 | 1998年12月6日 | ジャクソン・カビガ (KEN) | 2時間08分42秒 |
53 | 1999年12月5日 | ゲザハン・アベラ (ETH) | 2時間07分54秒 |
54 | 2000年12月3日 | 藤田敦史 (JPN) | 2時間06分51秒 |
55 | 2001年12月2日 | ゲザハン・アベラ (ETH) -2- | 2時間09分25秒 |
56 | 2002年12月1日 | ゲザハン・アベラ (ETH) -3- | 2時間09分13秒 |
57 | 2003年12月7日 | 国近友昭 (JPN) | 2時間07分52秒 |
58 | 2004年12月5日 | 尾方剛 (JPN) | 2時間09分10秒 |
59 | 2005年12月4日 | ドミトロ・バラノフスキー (UKR) | 2時間08分29秒 |
60 | 2006年12月3日 | ハイレ・ゲブレセラシェ (ETH) | 2時間06分52秒 |
61 | 2007年12月2日 | サムエル・ワンジル (KEN) | 2時間06分39秒 |
62 | 2008年12月7日 | ツェガエ・ケベデ (ETH) | 2時間06分10秒 |
63 | 2009年12月6日 | ツェガエ・ケベデ (ETH) -2- | 2時間05分18秒 |
64 | 2010年12月5日 | ジャウアド・ガリブ (MAR) | 2時間08分24秒 |
65 | 2011年12月4日 | ジョセファト・ダビリ (KEN) | 2時間07分37秒 |
66 | 2012年12月2日 | ジョセフ・ギタウ (KEN) | 2時間06分58秒 |
67 | 2013年12月1日 | マーティン・マサシ (KEN) | 2時間07分16秒 |
68 | 2014年12月7日 | パトリック・マカウ (KEN) | 2時間08分22秒 |
69 | 2015年12月6日 | パトリック・マカウ (KEN) -2- | 2時間08分18秒 |
70 | 2016年12月4日 | イエマネ・ツェガエ (ETH) | 2時間08分48秒 |
71 | 2017年12月3日 | ソンドレ・ノールスタッド・モーエン (NOR) | 2時間05分48秒 |
21回大会:初の2時間10分の壁を破る当時の世界最高記録
34回大会:世界初の2人のランナーが同時に2時間10分台を切るレース
63回大会:日本国内男子マラソン大会初の2時間5分台
海外招待選手
ゼッケン | 名前 | 国 | タイム |
1 | ギルメイ・ゲブレスラシエ | エリトリア | 2:07:46 |
2 | イエマネ・ツェガエ | エチオピア | 2:04:48 |
3 | ビンセント・キプルト | ケニア | 2:05:13 |
4 | アマヌエル・メセル | エリトリア | 2:08:17 |
5 | 欠場 | 欠場 | 欠場 |
6 | ジェフリー・エグルストン | アメリカ | 2:10:52 |
国内招待選手
ゼッケン | 名前 | 所属 | タイム |
21 | 設楽 悠太 | Honda | 2:06:11 |
22 | 野口 拓也 | コニカミノルタ | 2:08:59 |
23 | 川内 優輝 | 埼玉県庁 | 2:08:14 |
24 | 中本 健太郎 | 安川電機 | 2:08:35 |
25 | 園田 隼 | 黒崎播磨 | 2:09:34 |
26 | 荻野 晧平 | 富士通 | 2:09:36 |
27 | 服部 勇馬 | トヨタ自動車 | 2:09:46 |
28 | 福田 穣 | 西鉄 | 2:09:52 |
29 | 竹ノ内 佳樹 | NTT西日本 | 2:1-:01 |
30 | 佐々木 悟 | 旭化成 | 2:08:56 |
まとめ
現在日本人NO1を大迫勝選手(Nike)と争う設楽選手(Honda)が今大会の出場者では持ちタイム3位です。
設楽選手が日本記録を更新できるか?に注目でしょう。
あとは神野大地選手(コニカミノルタ)、窪田忍選手(トヨタ自動車)など箱根駅伝を沸かせた選手の走りにも期待。