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東京マラソン2019開催
2019年3月3日(日)世界6大マラソンよばれ、国内最大のマラソン大会である東京マラソン2019が開催されました。
ちなみに世界6大マラソンとは下記6大会です。
- 東京マラソン:2月下旬~3月初旬開催
- ボストンマラソン:4月中旬開催
- ロンドンマラソン:4月下旬開催
- ベルリンマラソン:9月下旬開催
- シカゴマラソン:10月上旬開催
- ニューヨークシティマラソン:11月初旬開催
現地で応援
ちょうど東京マラソン2019が開催される3月3日に第95回箱根駅伝優勝祝賀会があり参加するため名古屋から東京に向かい現地観戦をしました。
気合が入りすぎ朝の6時から新宿歌舞伎町3時間後に通過するランナーを待っていました。
当たり前ですが朝の6時は寒く酔いが一気にさめていくのを感じます・・・
お金をかけて飲んだのに・・・貧乏性の私が情けない。
痛恨のミス・・・
スタートから1.3km付近の歌舞伎町交差点付近にて待機。
マラソンスタートの40分前の8時30分くらいから観客が増え始めました。
写真向かって右側の観客が圧倒的に多かったこともあり近くの走路員の方に「選手はどちらを走りますか?」と確認したところ両車線とも走行可能ですとのこと。
そして一足早く通過した車いすの選手は両方の車線を使用していたため場所を決め選手を待ちました。
白バイの数が増えてきたため私のボルテージは一気に上がります。
TV局放送車がきたのでいよいよ選手たちが来るぞと待っていたら
「きたーきたー」きたけどみんな反対車線を走ってる。
私は視力1.5なので見えるけど若干遠いぞ・・・
でも今から反対車線にわたることもできないためこちらから声援を送りました。
スタートから3分30秒(1.3km)の歌舞伎町交差点にペースメーカーの選手が来ました。
3秒遅れで日本人の先頭集団がやって来ました。
東海大学の後輩である佐藤祐基選手(日清食品グループ:東海大)・中村匠吾選手(富士通:駒澤大)・大迫傑選手(Nike:早稲田大)が果敢に外国人選手に挑んでいます。
エリートランナーが通過した後、一気にこちらの車線に選手が・・・
「そうそう、見たかったのこれだよ」そんな気持ちでいっぱいに。
その後45分間私はこの場所で選手に声援を送り続けました。
結果速報
男子TOP30位
順位 | タイム | 名前 | 所属 | 備考 |
1位 | 2:04:48 | B.レゲセ | エチオピア | |
2位 | 2:06:48 | B.カロキ | 横浜DeNA | |
3位 | 2:08:44 | D.チュンバ | ケニア | |
4位 | 2:09:41 | S.カリウキ | 日本薬科大学 | |
5位 | 2:10:21 | 堀尾謙介 | 中央大学 | MGC獲得 |
6位 | 2:10:30 | 今井正人 | トヨタ自動車九州 | MGC獲得 |
7位 | 2:10:35 | 藤川拓也 | 中国電気 | MGC獲得 |
8位 | 2:11:05 | 神野大地 | セルソース | MGC獲得 |
9位 | 2:11:49 | 高久 龍 | ヤクルト | |
10位 | 2:12:21 | 一色恭志 | GMOアスリーツ | |
11位 | 2:12:36 | 大塚祥平 | 九電工 | MGC |
12位 | 2:13:30 | 口町 亮 | SUBARU | |
13位 | 2:13:47 | 棟方雄己 | カネボウ | |
14位 | 2:14:41 | 設楽啓太 | 日立物流 | |
15位 | 2:14:52 | 中村匠吾 | 富士通 | MGC |
16位 | 2:15:07 | 佐藤悠基 | 日清食品グループ | MGC |
17位 | 2:15:37 | 金森寛人 | 小森コーポレーション | |
18位 | 2:15:53 | 定方俊樹 | MHPS | |
19位 | 2:15:59 | 國司寛人 | 名古屋大学 | |
20位 | 2:16:08 | 永井秀篤 | 横浜DeNA | |
21位 | 2:16:31 | 小泉雄輝 | ラフィネ | |
22位 | 2:16:39 | 田中佳祐 | 富士通 | |
23位 | 2:17:02 | 吉川修司 | 九電工 | |
24位 | 2:17:05 | 倉田翔平 | GMOアスリーツ | |
25位 | 2:17:17 | 田口大貴 | 日立物流 | |
26位 | 2:17:19 | 木滑 良 | MHPS | |
27位 | 2:17:27 | 中村高洋 | 京セラ鹿児島 | |
28位 | 2:17:28 | 金子晃裕 | コモディイイダ | |
29位 | 2:17:34 | 斎藤真也 | 天童市陸協 | |
30位 | 2:17:35 | ポールクイラ | コニカミノルタ | |
DNF | 大迫 傑 | Nike | MGC | |
DNF | 福田 穣 | 西鉄 | MGC |
- B・レゲセ選手(エチオピア)が2位のB・カロキ選手(横浜DeNa) に2分差をつける2:04:48という好タイムで優勝しました。
- 気温5度で雨という過酷なコンディションでしたが世界のTOPの走りを見せてくれたと思います。
- 20kmまで先頭集団にいた大迫傑選手(Nike)は途中棄権・中村匠吾選手(富士通)は15位・佐藤悠基選手(日清食品グループ)は16位と後半失速しました。
- この3名はMGC出場権を持っていることもあり、果敢に世界TOPクラスの選手たちに挑んだ経験は近いうちに盛るのではないかと思います。
日本人1位はなんと今年の箱根駅伝2区区間5位の堀尾謙介(中央大学)、2:10:21でMGC出場権を獲得しました。
日本人2位の今井正人選手(トヨタ自動車九州)・日本人3位の藤川拓也選手(中国電力)・日本人4位の神野大地選手(セルソース)がMGC出場権を獲得しました。
またMGC出場権獲得を狙った一色恭志選手(GMOアスリーツ)は惜しくもわずか4秒届かず出場権を獲得できませんでした。
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女子TOP20
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順位 タイム 名前 所属 備考 1位 2:20:39 R.アガ エチオピア 2位 2:21:01 H.トラ エチオピア 3位 2:21:05 S.デミセ エチオピア 4位 2:21:50 F.キプラガト ケニア 5位 2:23:43 B.ヒルバ エチオピア 6位 2:24:02 A.イエシャネ エチオピア 7位 2:24:33 一山麻緒 ワコール 8位 2:26:24 J.メリー ケニア 9位 2:30:35 R.チェリモ バーレーン 10位 2:31:19 R.チェビトク ケニア 11位 2:31:40 Y.メレセ エチオピア 12位 2:31:42 前田穂南 天満屋 MGC 13位 2:32:30 吉冨博子 メモリード 14位 2:33:04 清田真央 スズキ浜松AC 15位 2:33:41 山口 遥 AC・KITA 16位 2:35:04 ミミベレタ バーレーン 17位 2:36:14 CHUNYU TSAO 台湾 18位 2:36:16 坂本喜子 team F・O・R 19位 2:36:37 里中志帆 GRlab関東 20位 2:38:23 野上恵子 十八銀行
- TOP3のうち2名・TOP6のうち5名がエチオピア勢とただただエチオピア勢の強さに圧倒されました。
- 日本人1位の一山麻緒選手(ワコール)は初マラソンで2:24:33と好タイムを出しましたが惜しくもMGC出場権を獲得できませんでした。
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男子大学生100位以内
順位 タイム 名前 所属 備考 4位 2:09:41 S.カリウキ 日本薬科大学 5位 2:10:21 堀尾謙介 中央大学 MGC獲得 19位 2:15:59 國司寛人 名古屋大学 33位 2:18:00 堀合大輔 駒澤大学 38位 2:18:46 大下浩平 広島経済大学 50位 2:20:33 辻村公佑 立命館大学 64位 2:21:43 森 太一 立命館大学 67位 2:22:00 湯澤 舜 東海大学 71位 2:22:22 金丸逸樹 筑波大学 77位 2:23:26 松原恭祐 大阪経済大学 78位 2:23:34 畔上和弥 帝京大学 83位 2:24:09 辻川 諒 九州大学 89位 2:24:39 山田洸介 青山学院大学 100位 2:26:42 鈴木基史 新潟大学
日本薬科大学のS・カリウキ選手が2:09:41の好タイムで学生1位になりました。
日本人1位は総合でも日本人1位になりMGC出場権を獲得した堀尾謙介選手(中央大学)です。凄いですね。名門トヨタ自動車でさらに強くなるのではないかと思います。
学生3位の國司寛人選手(名古屋大学)・学生5位の大下浩平選手(広島経済大学)・学生6位の辻村公佑選手(立命館大学)・学生7位の森太一選手(立命館大学)と関東以外の大学の選手の活躍が目立ちました。
大会ハイライト動画
東京マラソン2019賞金
賞金は世界6大マラソンにふさわしく国内最高金額となっています。
順位ボーナス
- 1位:1,100万円
- 2位:400万円
- 3位:200万円
- 4位:100万円
- 5位:75万円
- 6位:50万円
- 7位:40万円
- 8位:30万円
- 9位:20万円
- 10位:10万円
記録ボーナス
- 大会記録ボーナス:300万円
- 日本記録ボーナス:500万円
- 世界記録ボーナス:3000万円
レース感想
気温5度と寒く雨という過酷なコンディションでも世界TOPクラスの選手は強いなと感じました。
寒かったことは事実ですが、日本人選手よりも寒さに弱く大変だったはずのアフリカ人選手の方が見事な走りをしました。
このコンディションでも2:04分台ですから、2:03分台を出す実力は既にあると思います。
日本人1位には中央大学の堀尾謙介選手が入りニュースター誕生の予感がします。