2018年12月10日に、2019年第95回東京箱根間往復大学駅伝競走チームエントリーが発表されました。
大学別にチームエントリーをみていきます。
法政大学
ゼッケンNO:6
2018年第94回箱根駅伝シード枠
出場：4年連続79回目
創部：1919年
最高順位：3位
監督：坪田智夫（法政大学卒）
主将： 大畑 和真
【第95回 箱根駅伝】
寺沢玄(九州学院)、田辺佑典(伊賀白鳳)が初の大学駅伝メンバー入り。
４年生の軽石将一、横道俊紀の連続自己記録更新がチームに勢いをつける中、三大駅伝最終戦となる箱根駅伝のチーム目標は総合５位以上。残り3週間、万全の体制で箱根駅伝へ！#大畑マジック pic.twitter.com/tgAUX2KIeO— 法政大学体育会陸上競技部 (@hoseiTF) 2018年12月11日
過去5年間3大駅伝成績
| 年度 | 出雲 | 全日本 | 箱根 |
| 2018年世代 | 12 | ７ | |
| 2017年世代 | 棄権 | 10 | 6 |
| 2016年世代 | 8 | ||
| 2015年世代 | 19 | ||
| 2014年世代 | 中止 |
2018年の全日本大学駅伝まで終了しましたが、直近5年間の6回の駅伝の総順位が62ということで平均10.33位。駅伝大会によって順位にバラつきがありますね。
■出雲駅伝：出走2回ですが12位と苦手にしています。今年、昨年と2年連続出場とチーム力が上がってきました。
■全日本大学駅伝：出走2回ですが平均8.5位です。今年、昨年と2年連続出場とチーム力が上がってきました。
■箱根駅伝：平均11位ですが昨年、一昨年と2年連続シード権獲得とチーム力が上がってきました。。
チームエントリー選手
| 氏名 | 学年 | 登録陸協 | 出身校 | ★5000m、10000m 公認最高記録 |
ﾊｰﾌﾏﾗｿﾝ 公認最高記録 |
| 大畑 和真 | 4 | 静岡県 | 島田 | 29 . 32 . 92 | 1 . 03 . 56 |
| 狩野 琢巳 | 4 | 群馬県 | 東農大二 | 29 . 35 . 64 | 1 . 05 . 07 |
| 鈴木 亮平 | 4 | 山形県 | 酒田南 | 29 . 48 . 84 | 1 . 04 . 29 |
| 土井 大輔 | 4 | 福岡県 | 九州国際大付属 | 29 . 06 . 65 | 1 . 05 . 45 |
| 坂東 悠汰 | 4 | 兵庫県 | 津名 | 28 . 44 . 87 | 1 . 04 . 27 |
| 矢嶋 謙悟 | 4 | 千葉県 | 市立船橋 | 29 . 14 . 03 | 1 . 04 . 02 |
| 青木 涼真 | 3 | 埼玉県 | 春日部 | 29 . 30 . 64 | |
| 岡原 仁志 | 3 | 広島県 | 広島国際学院 | 29 . 47 . 14 | 1 . 04 . 43 |
| 強矢 涼太 | 3 | 群馬県 | 高崎健大高崎 | 30 . 00 . 14 | 1 . 04 . 00 |
| 佐藤 敏也 | 3 | 愛知県 | 愛知 | 28 . 35 . 98 | 1 . 06 . 25 |
| 坪井 慧 | 3 | 岐阜県 | 大垣日大 | 29 . 48 . 33 | 1 . 05 . 50 |
| 増田 蒼馬 | 3 | 静岡県 | 島田 | 29 . 42 . 88 | 1 . 04 . 32 |
| 松澤 拓弥 | 3 | 岐阜県 | 中京 | 29 . 50 . 06 | 1 . 05 . 00 |
| 寺沢 玄 | 2 | 熊本県 | 九州学院 | 31 . 10 . 06 | |
| 田辺 佑典 | 2 | 三重県 | 伊賀白鳳 | 29 . 55 . 19 | 1 . 04 . 03 |
| 鎌田 航生 | 1 | 神奈川県 | 法大二 | 30 . 30 . 84 | 1 . 09 . 49 |
＊タイムは公式WEB SITEより抜粋。
区間予想
あと20日ありますし、今の調子、今後の調子にもよりますので精度は低いでしょうが私が監督だったらという観点から理想の区間予想です。
| 区間 | 1区 | 2区 | 3区 | 4区 | 5区 |
| 名前 | 岡原 | 坂東 | 佐藤 | 鎌田 | 青木 |
| 区間 | 6区 | 7区 | 8区 | 9区 | 10区 |
| 名前 | 坪井 | 松澤 | 大畑 | 土井 | 狩野 |
| 平地要員 | 鈴木 | 矢嶋 | 強矢 | 増田 | |
| 山要員 | 寺沢 | 鎌田 |
・5区に青木君という大黒柱がいるのは大きいですね。
・確実に層が厚くなりチーム力が上がっています。特に3,4年生は信頼できる選手が多いです。
総評
今回のチームエントリーは90点と言ってよいでしょう。
ポイント
■ストロングポイント
・おおむね予想通りのチームエントリー。
・今までの実績よりも直近の大会の結果を重視というエントリーにみえる。
・5区の青木君は区間賞候補であり力あり。
■ウイークポイント
・福田君、東福君、本多君がエントリー漏れ。
・5区以外の主要区間で勝負できそうなのが坂東君（4年）、佐藤君（3年）のみでゲームチェンジャーになれる選手がいない。
4年生6名、3年生7名、2年生2名、1年生1名と3、4年生中心である。
3,4年生は3大駅伝出走経験のある選手が多いだけに信頼感あります。
また過去の実績よりも直近の大会で好走した選手がエントリーされているように感じます。
層が厚くなりチーム力が上がっているため調子の良い選手を選べるのです。
心配点としては大きく稼げるのが5区青木君の山登りだけで、出遅れたらズルズルいきそうな感じがします。
往路の坂東君、佐藤君、青木君で良い位置になり、復路は上級生中心に耐えるというレースになるでしょうね。
今後は12月29日（土）の区間エントリーを楽しみにしましょう。
そこでさらにチーム状況や戦略が見えてきます。
『興味がある方は是非、下記の公式サイトにて詳細をチェックしてみてくださいね』