2023年箱根駅伝予選会には43大学が出場し10大学しか本線に出場できないまさに狭き門となりました。
今後も進むであろう少子化の中で大学生き残りのために箱根駅伝に出場し知名度を上げたい大学が増えたことにより近年は大激戦となっています。
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本戦出場10大学
順位 | 大学名 | タイム | 1位との差 |
1 位 | 大東文化大学 | 10:40:39 | - |
2位 | 明治大学 | 10:41:41 | 1:02 |
3位 | 城西大学 | 10:42:09 | 1:30 |
4位 | 早稲田大学 | 10:42:29 | 1:50 |
5位 | 日本体育大学 | 10:43:34 | 2:55 |
6位 | 立教大学 | 10:46:18 | 5:39 |
7位 | 山梨学院大学 | 10:46:55 | 6:16 |
8位 | 専修大学 | 10:46:56 | 6:17 |
9位 | 東海大学 | 10:47:03 | 6:24 |
10位 | 国士舘大学 | 10:48:55 | 8:16 |
以上上位10大学が本選出場となりました。
- 大東文化大学は真名子監督就任後、5年ぶりに全日本大学駅伝出場を決めるなど力をつけていると感じましたがトップ通過には驚きました。
- 立教大学が6位で55年ぶりの出状を決めました。創立150年にあたる第100回大会の出場を目指していましたが1年早い本選出場となりました。
- 5位の日体大まではトップと2分55秒差でしたが6位の立教大学は5分39秒差と5位を境にチーム力の差を感じました。
- 東海大学の9位通過は本選での順位が不安となる結果でした。
11位以下大学
順位 | 大学名 | タイム | 10位との差 |
11 位 | 神奈川大学 | 10:49:29 | 0:34 |
12位 | 中央学院大学 | 10:51:25 | 2:30 |
13位 | 日本大学 | 10:52:02 | 03:07 |
14位 | 麗澤大学 | 10:52:40 | 03:45 |
15位 | 筑波大学 | 10:53:50 | 04:55 |
16位 | 日本薬科大学 | 10:55:00 | 06:05 |
17位 | 東京農業大学 | 10:55:01 | 06:06 |
18位 | 拓殖大学 | 10:55:44 | 06:49 |
19位 | 駿河台大学 | 10:56:07 | 07:12 |
20位 | 芝浦工業大学 | 10:59:27 | 10:32 |
21位 | 上武大学 | 11:02:29 | 13:34 |
24位 | 亜細亜大学 | 11:04:06 | 15:11 |
25位 | 関東学院大学 | 11:06:30 | 17:35 |
26位 | 慶應義塾大学 | 11:07:02 | 18:07 |
29位 | 平成国際大学 | 11:12:53 | 23:58 |
30位 | 流通経済大学 | 11:15:58 | 27:03 |
- 神奈川大学は突破確実だと予想していたので驚きました。1人あたり3.4秒は悔やみきれませんね。
- 中央学院大学もボーダーだと予想していましたがやはり難しかったですね。
- 日本大学はスタッフも変わり復調の兆しが見えますね。近いうちに返り咲くと思います。
- 麗澤大学は毎年本選出場のボーダーにいるので個人的に応援していますが今年も残念でした。
- 筑波大学は昨年に続き落選。国立大学ということもありなかなかのリクルートができていますがそろそろ本選復帰しないとリクルートが難しくなると思います。
- 駿河大学も2年連続を逃しましたね。
- 17位東京農業大学、18位拓殖大学、21位上武大学、24位亜細亜大学とかっての箱根常連校も厳しいですね。
- 本戦出場を果たした立教大学とほぼ同じ時期に強化を始めた慶応義塾大学はなかなか結果がでませんね。
予選会出場校の本選での難しさ
まず予選会出場となった場合、予選会のある10月中旬にある程度ピークを合わせ10位以内に入らなくてはなりません。
予選会出場→突破→本選での活躍が難しいのは大きく下記2つが原因です。
- 10月中旬にピークをもってきて、約75日後の1月2,3日の本選に再びピークをもってくることが難しい。
- 10月中旬に予選会を走る場合、夏合宿の期間や強度も落とし予選会に合わせざるをえない。
来年以降も激戦は続く
今年度も10位の国士舘大学と11位の神奈川大学の差がわずか34秒、1人あたり4秒という大激戦となりました。
強豪校が確実にシードを取れば出場を目指す大学にとってはチャンスですが、今回みたいに強豪校がシードを逃し予選会にまわると大きな波乱は起こりづらい結果となります。
本線での好レースを期待します!