東海大学陸上競技場:青タータンがキレイですね
東海大学陸上競技部中長距離ブロックについての質問を多数いただくようになりました。
箱根駅伝優勝したことにより注目度が一気に上がっていることを感じます。お陰様で当ブログへのアクセスう数も〇倍増えています。
そんなこともあり私が東海大学陸上競技部中長距離ブロック(駅伝チーム)に入学してからのこと(東海大学陸上競技部箱根駅伝への道)を記述したいと思います。
目的は下記3点です。
- 東海大学陸上競技部中長距離ブロック(駅伝チーム)の雰囲気などをファンの方にお伝えしたい
- いただいたご質問にお答えしたい
- 私自身の回顧録として残したい
注意事項としては下記2点あります。
- 全て私が入学した1994年4月~の事であり、現在とは違うこともあると思います
- 全て私個人の見解・感想であり東海大学陸上競技部中長距離ブロックとしての見解ではありません
夏といえば合宿
5月末の関東学生陸上競技対抗選手権大会(通称関東インカレ・関カレ)が終わると次は夏最大のイベント夏合宿です。
そして6月・7月になると入部した1年生の中からちょこちょこと退部する者が出てきます。
体育学部の学生で退部する者はいませんでしたが、文学部・工学部の学生が辞めていく者が多かったですね。
まぁもっとも新居監督体制時は来る者は拒まずという事で希望すれば入部できたので軽い気持ちで入部してきたり、5000m17分台・未経験など箱根駅伝出場を目指すには難しいという者が多かったのも事実です。まぁ退部するべくして退部したという印象です。
夏合宿は2コース
夏合宿は大きく2つのコースがありました。
- 北海道コース:ABチーム(箱根駅伝対象メンバー)
- 菅平・妻恋コース:CDチーム(箱根駅伝未対象メンバー)
箱根駅伝対象メンバー・箱根駅伝未対象メンバーという明確な言葉・カテゴリー分けがあったわけではありませんが中長距離部員の全員が認識していたことは間違いありません。
まぁ通常の練習メニューもA・B・C・Dチームの4チームに分かれていて練習メニュー自体は2つに分かれていました。
- A&B
- C&D
例としては下記のような感じです。
- A:400mインターバル走:62秒+jog100m×10
- B:400mインターバル走:65秒+jog100m×10
- C:1000m走インターバル走:2分55秒+400mjog×7
- D:1000m走インターバル走:3分00秒+400mjog×7
練習メニューを継続して完全消化できたり、記録会で好タイムを出せば上のチームに昇格できるようになっています。
D→C→B→Aと順調に上がるのが理想だと思いますがなかなかCDチーム出身で箱根駅伝に出場した選手は少ないと思います。
私が在籍した4年間で高校時代5000m15分台のタイムで入部してきて箱根駅伝を走った方は1名だけです。
私にとっては先輩で現在もFaceBookでやり取りをさせていただいていますが当時も今も尊敬できる素晴らしい方です。
菅平・嬬恋コース
私は菅平・嬬恋コースに4年間参加したので内容を紹介します。
20年以上前の事なのではっきり覚えていない部分があり、一緒に参加していた3人の選手に聞きましたがみんなはっきり覚えていませんでした(笑)
私の記憶+3人の記憶によると・・・
- 7月末~8月頭にて実施
- 期間は1週間程度
- 東海大学正門に集合しバスにて嬬恋に移動
- 嬬恋の東海大学研修センターに宿泊して3日程度合宿
- その後バスにて菅平に移動し菅平のスキー場のあたりのホテルにて3日程度合宿。
- 万座鹿沢口駅までバスで移動し、万座鹿沢口駅から電車にて帰宅。
こちらが東海大学嬬恋高原研修センター(5~6人で1室でしたね)。社会体育学科のスキー実習でもお世話になりました。
東海大学嬬恋高原研修センターからさらに上ったところにあるグラウンドにもよく行きましたね。私の時代は土のグラウンドでしたが今はタータンになっているようです。
菅平ではエーデルホテルに宿泊していました。
嬬恋菅平合宿の思い出
嬬恋・菅平合宿から北海道合宿に大抜擢
私の1年生時ですが同じ部屋でともに合宿を頑張っていた同級生がなんと良くは知れているという事で嬬恋菅平合宿後に北海道合宿に参加という大抜擢を目にしました。そして北海道合宿・その後の練習でも頑張り、結果を残しなんと箱根駅伝のエントリーメンバー14人入りを果たしました。その年はエントリーされたものの箱根駅伝出走はかないませんでしたが翌年箱根駅伝出走を果たしました。極めて近い位置でシンデレラストーリをみて私もという気持ちで頑張りましたが、私にはいまだにシンデレラストーリが訪れません(笑)
菅平で高校時代の同級生とバッタリ遭遇
菅平に行かれたことのある方ならご存知だと思いますが、街中にはお土産屋さんが多いんです。
練習中に突然私の名前を呼ばれたので振り返るとなんと高校の同級生がいました。
練習中だったこともあり大したリアクションをとることはできませんでしたが後日連絡したところ、なんと帝京大学のラグビー部に所属していて夏合宿で来ていたそうです。
「あいつも帝京大学ラグビー部で頑張っているんだから俺も・・・」という気持ちになりました。
北海道合宿
私は北海道合宿に参加したことがないので私の学年の副チーフで4年連続北海道合宿に参加した関厚志君(報徳学園→ダイエー→日清食品)に聞いてみました。
1997年第73回大会で9区を走る関厚志選手
- 7月末~8月にて実施
- 八雲1週間→札幌1週間→八雲1週間だったようです。
- 北海道で合宿を行うチームは多く、他大学陸上競技部の選手と会うこともあったそうです。
- 私の在籍した時代はありませんでしたが2010年くらいには北海道の紋別で合宿をおこなっており私が週一で宿泊していた紋別プリンスホテルを合宿時に利用していたようです。
- 紋別プリンスホテル宿泊時に東海大学陸上部と一緒になったことはなく、なぜか拓殖大学陸上部と一緒になりましたのも良い思い出です。
嬬恋菅平でのタイムスケジュール
ハッキリとした時間は覚えていませんがおおよそこんな感じだったと思います。
時間 | 内容 |
05:30 | 起床 |
06:00 | 朝練習(60分JOG) |
07:00 | シャワー・休憩 |
08:00 | 麻食 |
08:30 | 休憩 |
10:30 | 午前練習(クロスカントリー90分)・補強トレーニング |
12:30 | シャワー・休憩 |
13:00 | 昼食 |
15:30 | 午後練習(15kmペース走+5kmフリー走)・補強トレーニング |
18:00 | 風呂・休憩 |
19:00 | 夕食 |
20:00 | マッサージ・自由時間 |
22:00 | 就寝 |