青山学院大学の圧勝で終わった2018年第50回全日本大学駅伝を振り返ってみます。
言い訳のようですが今大会はTOP3以降は結構波乱の大会だったと思います。
2018年第50回大会
順位予想は?
○=正解 △=2位以内の差異 ×=3位以上の差異
順位 | 予想 | 結果 | 正解 |
1位 | 青山学院大学 | 青山学院大学 | ○ |
2位 | 東洋大学 | 東海大学 | △ |
3位 | 東海大学 | 東洋大学 | △ |
4位 | 駒澤大学 | 駒澤大学 | 〇 |
5位 | 神奈川大学 | 帝京大学 | × |
6位 | 明治大学 | 國學院大學 | × |
7位 | 中央学院大学 | 法政大学 | △ |
8位 | 日本大学 | 城西大学 | × |
9位 | 法政大学 | 明治大学 | × |
10位 | 早稲田大学 | 神奈川大学 | × |
2勝5負3引き分けというところでしょうか・・・。
今大会の5位以降は本当に波乱続きで驚きました。
大学別区間順位
大学名 | 1区 | 2区 | 3区 | 4区 | 5区 | 6区 | 7区 | 8区 |
青山学院大 | 3 | 5 | 3 | 2 | 1 | 1 | 2 | 3 |
東海大 | 4 | 4 | 1 | 3 | 2 | 2 | 9 | 4 |
東洋大 | 11 | 14 | 4 | 7 | 3 | 5 | 3 | 1 |
駒澤大 | 8 | 5 | 9 | 8 | 5 | 4 | 8 | 2 |
帝京大 | 2 | 8 | 7 | 3 | 4 | 9 | 7 | 14 |
國學院大 | 19 | 3 | 11 | 6 | 6 | 8 | 6 | 15 |
法政大 | 5 | 15 | 8 | 5 | 10 | 6 | 15 | 9 |
城西大 | 16 | 1 | 12 | 12 | 12 | 14 | 5 | 5 |
明治大 | 15 | 2 | 6 | 9 | 7 | 11 | 12 | 13 |
神奈川大 | 9 | 9 | 14 | 16 | 8 | 7 | 9 | 6 |
大学別総評
青山学院大
2区5位の橋詰君以外は全区間区間3位以内と安定感抜群。
まさに原監督のイメージ通りのレースだったのではないかと思います。
リザーブメンバーも他校なら主要区間を走れる実力でまさに横綱ですね。
東海大学
7区9位の湊谷君以外は全区間区間4位以内と安定していました。
当初から7区、8区の長距離区間がカギと言われていた通りになりました。
そもそも黄金世代のといわれる3年生が7区8区にエントリーされてないのが敗因。
東洋大学
2区が終わって14位からの巻き返しで終わってみれば3位。
普通のチームならズルズルいくところですがさすがに実力がありますね。
駒澤大学
4区が終わって8位からの巻き返しで4位。
層の厚いチームですがゲームチェンジャーになれる存在が不在。
帝京大学
区間二けた順位がアンカーの8区のみということで大崩れなく、1区2位とロケットスタートを切って
前のほうで走ることによって流れに乗った印象です。
國學院大學
区間二けた区間3区間あるものの区間3位1区間・区間6位3区間と選手層の厚さを感じます。
3区が終わって11位からの巻き返しは見事です。
法政大学
区間15位区間が2区間あるものの、区間5位区間が2区間、区間6位区間が1区間と大崩れせず、
粘り強く粘った印象です。
城西大学
なんといっても2区間賞と7区8区の長距離区間の区間5位が効きましたね。
特に7区8区にこれほどの選手を配置できるということに層の厚さを感じます
明治大学
このメンバーでシード権獲得できないのか・・・というのが正直な印象です。
1区の区間15位、6、7、8区の区間11位、12位、13位が響きましたね。
2区の阿部君の区間2位はさすがです。
神奈川大学
3区、4区の区間14位、16位が痛かったですね。
最高順位が区間6位なのでチーム全体で調子がまだまだ上がってきませんね。
箱根駅伝まで残り2ヶ月でこの状態だと本番も心配になります。
まとめ
区間順位からみても優勝した青山学院大学の層の厚さには驚かされます。
層が厚いからこそ、レギュラー陣の調子が今一つの時は自信をもってリザーブの選手と変更できる。
だから走る選手に不安のある選手はいない。
青山学院大学にとって3大駅伝で優勝の可能性が高い順番は・・・
- 箱根駅伝
- 全日本大学駅伝
- 出雲駅伝
だと思います。
箱根駅伝こそ青山学院大学の選手層の厚さ・調整力・戦略が最も活きる大会です。
相当のアクシデントがない限り優勝は間違いないかと思います。
もう1チーム出場しても3~5位になれるのではないかと思います。
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