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【2018年第50回全日本大学駅伝】今回からの変更点2つ【東海大学駅伝】

2017年優勝校:神奈川大学の鈴木選手

 

いよいよレース当日になりました。

50回大会である今大会から大きな変更点が2つあります。

見る方にとっても走る方にとっても重要な変更ポイントです。

  1. 区間距離の変更
  2. シード枠の拡大

今までの全日本大学駅伝をガラッと変わるほどの大きな変更です。

 

 

区間距離の変更

今大会から区間距離が変更になります。

変更区間・距離は以下のとおりです。

区間 改正前 改正後 構成比
1区 14.6km 9.5km 8.8%
2区 13.2km 11.1km 10.3%
3区 9.5km 11.9km 11.1%
4区 14.0km 11.8km 11.0%
5区 11.6km 12.4km 11.6%
6区 12.3km 12.8km 11.9%
7区 11.9km 17.6km 16.4%
8区 19.7km 19.7km 18.4%

 

今までは1区・2区・4区・8区がエース区間、準エース区間でしたが、

今大会の距離変更により特に7区が重要になりました。

特に7区と8区の2区間だけで全体の34.8%と1/3以上を走ることになりますので、

エース級2枚を残していたら大逆転ありますよ。

昼過ぎに走るので気温の上昇もありますし、波乱ありますよ。

 

距離変更により、つなぎ区間と言われていた区間ももはやつなぎ区間ではなくなりました。

強い選手を8人、リザーブを含めると11人必要です。

より層の厚いチームが優勝できるようになることは間違いありません。

 

 

シード権枠の増加

今大会より次回大会出場権が与えられるシード権が6→8へ拡大。

今までですと7位も20位も同じでしたが、今大会から8位までがシード権獲得となるため、

スタート前からシード権確保のために本気で取り組むチームが増えることは間違いありません。

 

全日本大学駅伝の本戦に出場するための全国各地での選考会は熾烈を極めており、

各地で常連校が落選しています。

また選考会の開催時期は6~9月であるため、尋常ではない過酷なコンディションの中で

選考会に臨まなければなりません。
 

当然、全チームが全日本大学駅伝の選考会を回避できるように、

本大会でシード権を獲得したいと思っています。

そのため優勝争いのみならず、シード権争いがさらに激化するため要注目です。

 

 

まとめ

距離変更により層の厚いチームが有利になりました。

7区8区の2区間だけで34.8%を占めるのでこの2区間での逆転劇が見られそうです。

 

シード権獲得枠が2枠増えることによりシード争いが激化することは間違いありません。

ますます終盤まで目が離せなくなります。

 

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