出雲駅伝において最長距離でありアンカー区間なのが6区である。
チームの戦略にもよるが6区は気温が高い時間・最長距離・アンカーということでエースの出走が多い。
6区(10.2km)
コース概要
島根ワイナリー前(第5中継所、34.9km)→
みせん広場前(36.6km)→
出雲大社正面鳥居前(勢溜、37.2km)→
ローソン浜山店前(39.3km)→
浜山公園陸上競技場前(40.3km)→
小山園西側交差点(43.3km)→
おやま保育園南側交差点(44.1km)→
出雲ドーム(フィニッシュ)
コースのポイント
・アンカー区間6区は最長の10.2km。
・前半の山場3区とこの6区にチームのエース選手の出走が多い。
・逆転の6区とも呼ばれ過去11度の首位交代が起こっておりその割合は実に39.2%(2017年大会まで28回中11回)。
・一番の逆転劇は1996年の第8回大会での小林雅幸(早稲田大)が9位から8人を抜き、出雲駅伝史上最小の2秒差で優勝。
・風や気温の影響を受けやすくタイムはあまりでない傾向にある。
6区歴代10傑
現行区間(第13回大会以降)記録10傑(10名) | |||||
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位 | タイム | 氏名 | 所属 | 学年 | 年次・順位 |
1 | 28分17秒 | ギタウ・ダニエル | 日本大 | 4年 | 21回(2009年)・区間賞 |
28分28秒 | ギタウ・ダニエル | 日本大 | 3年 | 20回(2008年)・区間賞 | |
2 | 28分33秒 | メクボ・ジョブ・モグス | 山梨学院大 | 2年 | 18回(2006年)・区間賞 |
3 | 28分41秒 | ドミニク・ニャイロ | 山梨学院大 | 1年 | 27回(2015年)・区間賞 |
28分55秒 | ギタウ・ダニエル | 日本大 | 2年 | 19回(2007年)・区間賞 | |
29分05秒 | ドミニク・ニャイロ | 山梨学院大 | 2年 | 28回(2016年)・区間賞 | |
4 | 29分11秒 | 一色恭志 | 青山学院大 | 3年 | 27回(2015年)・区間2位 |
29分15秒 | ギタウ・ダニエル | 日本大 | 1年 | 18回(2006年)・区間2位 | |
5 | 29分17秒 | オンディバ・コスマス | 山梨学院大 | 2年 | 21回(2009年)・区間2位 |
6 | 29分20秒 | オンベチェ・モカンバ | 山梨学院大 | 3年 | 15回(2003年)・区間賞 |
29分22秒 | オンベチェ・モカンバ | 山梨学院大 | 2年 | 14回(2002年)・区間賞 | |
29分22秒 | オンディバ・コスマス | 山梨学院大 | 1年 | 20回(2008年)・区間2位 | |
7 | 29分23秒 | エノック・オムワンバ | 山梨学院大 | 1年 | 24回(2012年)・区間賞 |
8 | 29分26秒 | 窪田忍 | 駒澤大 | 3年 | 24回(2012年)・区間2位 |
9 | 29分30秒 | 出岐雄大 | 青山学院大 | 4年 | 24回(2012年)・区間3位 |
29分30秒 | 窪田忍 | 駒澤大 | 2年 | 23回(2011年)・区間賞 | |
10 | 29分32秒 | 佐藤悠基 | 東海大 | 3年 | 19回(2007年)・区間2位 |
ギタウ・ダニエル選手(日本大学)
まとめ
歴代1位はギタウ・ダニエル(日本大)の28分17秒。
10.2kmの最長距離にもかかわらず1km換算2分46秒3とハイレベルです。
28分台で走ったのは過去3名しかいません。
特にギタウ・ダニエル(日本代)は28分台で3回も走り、もう1回も29分15秒で区間2位とハイレベルに安定しています。
日本人最高記録は一色恭志(青山学院大)の29分11秒と54秒の差があります。
歴代10傑内の日本人選手も一色恭志(青山学院大)、窪田忍(駒澤大)、出岐雄大(青山学院大)、佐藤悠基(東海大)とアンカー6区にふさわしい一時代を築いた名選手ばかりです。
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