出雲駅伝:歴代区間記録【2019年第31回大会終了時まで】
2019年第31回出雲駅伝は國學院大學の初優勝で終わりました。
今大会は後半区間を中心に歴代区間記録10傑に入る好記録が続出しましたのでまとめてみました。
1区
現行区間(第13回大会以降)記録10傑 | |||||
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位 | タイム | 氏名 | 所属 | 学年 | 年次・順位 |
1 | 22分30秒 | キラグ・ジュグナ | 第一工業大 | 2年 | 21回(2009年)・区間賞 |
2 | 22分34秒 | 中谷圭佑 | 駒澤大 | 3年 | 27回(2015年)・区間賞 |
3 | 22分48秒 | ダンカン・モゼ | 拓殖大 | 2年 | 23回(2011年)・区間賞 |
4 | 22分49秒 | 小椋裕介 | 青山学院大 | 4年 | 27回(2015年)・区間2位 |
5 | 22分50秒 | 上野裕一郎 | 中央大 | 4年 | 19回(2007年)・区間賞 |
22分50秒 | 柏原竜二 | 東洋大 | 2年 | 21回(2009年)・区間2位 | |
7 | 22分51秒 | ジョン・カリウキ | 第一工業大 | 4年 | 27回(2015年)・区間3位 |
8 | 22分52秒 | 木村慎 | 明治大 | 4年 | 27回(2015年)・区間4位 |
9 | 22分55秒 | キラグ・ジュグナ | 第一工業大 | 4年 | 23回(2011年)・区間2位 |
10 | 22分56秒 | サムエル・ガンガ | 広島経済大 | 4年 | 20回(2008年)・区間賞 |
歴代10傑のうち5名が外国人留学生選手です。
今大会で区間2位に1分16秒差をつけ区間賞をとったグレ選手(北海道学連選抜)の23分07秒は10傑に入らない状況です。
2区
現行区間(第13回大会以降)記録10傑 | |||||
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位 | タイム | 氏名 | 所属 | 学年 | 年次・順位 |
1 | 15分47秒 | 田村和希 | 青山学院大 | 4年 | 29回(2017年)・区間賞 |
2 | 15分51秒 | 潰滝大記 | 中央学院大 | 4年 | 27回(2015年)・区間賞 |
3 | 15分56秒 | 鎧坂哲哉 | 明治大 | 4年 | 23回(2011年)・区間賞 |
4 | 15分59秒 | 其田健也 | 駒澤大 | 4年 | 27回(2015年)・区間2位 |
5 | 16分03秒 | 服部勇馬 | 東洋大 | 4年 | 27回(2015年)・区間3位 |
6 | 16分07秒 | 館澤亨次 | 東海大 | 2年 | 29回(2017年)・区間2位 |
7 | 16分08秒 | 中村祐紀 | 青山学院大 | 2年 | 27回(2015年)・区間4位 |
8 | 16分09秒 | 湊谷春紀 | 東海大 | 1年 | 27回(2015年)・区間5位 |
9 | 16分10秒 | 江頭賢太郎 | 明治大 | 3年 | 27回(2015年)・区間6位 |
10 | 16分11秒 | 柳利幸 | 早稲田大 | 4年 | 27回(2015年)・区間7位 |
準エースクラスの選手がズラリという印象です。
今大会16分16秒で区間賞をとった青山学院大学1年生の岸本選手は歴代10傑には入れませんでしたね。
3区
現行区間(第27回大会以降)記録10傑 | |||||
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位 | タイム | 氏名 | 所属 | 学年 | 年次・順位 |
1 | 23分46秒 | 相澤晃 | 東洋大 | 4年 | 31回(2019年)・区間賞 |
2 | 23分54秒 | 田澤廉 | 駒澤大 | 1年 | 31回(2019年)・区間2位 |
3 | 23分57秒 | 浦野雄平 | 國學院大 | 4年 | 31回(2019年)・区間3位 |
4 | 23分58秒 | 吉田圭太 | 青山学院大 | 3年 | 31回(2019年)・区間4位 |
5 | 24分08秒 | ラジニ・レメティキ | 拓殖大 | 1年 | 31回(2019年)・区間5位 |
6 | 24分09秒 | 塩澤稀夕 | 東海大 | 3年 | 31回(2019年)・区間6位 |
7 | 24分11秒 | 久保田和真 | 青山学院大 | 4年 | 27回(2015年)・区間賞 |
8 | 24分13秒 | 服部弾馬 | 東洋大 | 3年 | 27回(2015年)・区間2位 |
9 | 24分17秒 | 塩尻和也 | 順天堂大 | 3年 | 29回(2017年)・区間賞 |
10 | 24分20秒 | 青木涼真 | 法政大 | 4年 | 31回(2019年)・区間7位 |
今大会の区間7位までの選手が歴代10傑入りをしました。
そして今大会区間6位までの選手が区間新記録を更新しました。
各チームのそうそうたる顔ぶれの選手たちですが前半のエース区間3区でこの事態は異常事態だと思います。
よほどコンディションが良かったのかなと思います。
4区
現行区間(第21回大会以降)記録10傑 | |||||
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位 | タイム | 氏名 | 所属 | 学年 | 年次・順位 |
1 | 17分24秒 | 神林勇太 | 青山学院大 | 3年 | 31回(2019年)・区間賞 |
2 | 17分29秒 | 市村朋樹 | 東海大 | 2年 | 31回(2019年)・区間2位 |
3 | 17分30秒 | 小林歩 | 駒澤大 | 3年 | 31回(2019年)・区間3位 |
4 | 17分34秒 | 鈴木洋平 | 早稲田大 | 4年 | 28回(2016年)・区間賞 |
5 | 17分39秒 | 茂木亮太 | 青山学院大 | 4年 | 28回(2016年)・区間2位 |
17分39秒 | 下史典 | 駒澤大 | 2年 | 28回(2016年)・区間2位 | |
7 | 17分41秒 | 村上優輝 | 中央学院大 | 4年 | 28回(2016年)・区間4位 |
8 | 17分43秒 | 宮下隼人 | 東洋大 | 2年 | 31回(2019年)・区間4位 |
9 | 17分45秒 | 市谷龍太郎 | 山梨学院大 | 3年 | 28回(2016年)・区間5位 |
17分45秒 | 青木祐人 | 國學院大 | 4年 | 31回(2019年)・区間5位 |
3区に続き4区も今大会の区間5位までの選手が10傑入りを果たしました。
そして今大会区間3位までの選手が区間新記録を更新しました。
3区で6名が区間新記録更新・4区で3名が区間新記録更新とやはりコンディションが良かったのだと思います。
5区
現行区間(第21回大会以降)記録10傑 | |||||
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位 | タイム | 氏名 | 所属 | 学年 | 年次・順位 |
1 | 17分43秒 | 安藤悠哉 | 青山学院大 | 2年 | 28回(2016年)・区間賞 |
2 | 17分54秒 | 服部勇馬 | 東洋大 | 2年 | 25回(2013年)・区間賞 |
17分54秒 | 小野寺悠 | 帝京大 | 3年 | 31回(2019年)・区間賞 | |
4 | 17分56秒 | 三上嵩斗 | 東海大 | 2年 | 28回(2016年)・区間2位 |
5 | 17分59秒 | 今西駿介 | 東洋大 | 4年 | 31回(2019年)・区間2位 |
6 | 18分03秒 | 永戸聖 | 山梨学院大 | 2年 | 28回(2016年)・区間3位 |
7 | 18分03秒 | 中村大成 | 駒澤大 | 4年 | 31回(2019年)・区間3位 |
8 | 18分06秒 | 吉田亮壱 | 日本体育大 | 2年 | 28回(2016年)・区間4位 |
9 | 18分07秒 | 光延誠 | 早稲田大 | 3年 | 28回(2016年)・区間5位 |
10 | 18分09秒 | 野田一輝 | 順天堂大 | 2年 | 28回(2016年)・区間6位 |
5区も区間3位までの選手が10傑入りという事でやはりコンディションが良かったのかなと思います。
6区
現行区間(第13回大会以降)記録10傑 | |||||
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位 | タイム | 氏名 | 所属 | 学年 | 年次・順位 |
1 | 28分17秒 | ギタウ・ダニエル | 日本大 | 4年 | 21回(2009年)・区間賞 |
2 | 28分28秒 | ギタウ・ダニエル | 日本大 | 3年 | 20回(2008年)・区間賞 |
3 | 28分33秒 | メクボ・ジョブ・モグス | 山梨学院大 | 2年 | 18回(2006年)・区間賞 |
4 | 28分41秒 | ドミニク・ニャイロ | 山梨学院大 | 1年 | 27回(2015年)・区間賞 |
5 | 28分55秒 | ギタウ・ダニエル | 日本大 | 2年 | 19回(2007年)・区間賞 |
6 | 29分05秒 | ドミニク・ニャイロ | 山梨学院大 | 2年 | 28回(2016年)・区間賞 |
29分05秒 | 土方英和 | 國學院大 | 4年 | 31回(2019年)・区間賞 | |
8 | 29分11秒 | 一色恭志 | 青山学院大 | 3年 | 27回(2015年)・区間2位 |
9 | 29分15秒 | ギタウ・ダニエル | 日本大 | 1年 | 18回(2006年)・区間2位 |
10 | 29分17秒 | オンディバ・コスマス | 山梨学院大 | 2年 | 21回(2009年)・区間2位 |
6区は10傑のうち日本人選手は2名です。
そして今大会の國學院大學の優勝の立役者土方選手は歴代日本人1位の記録を樹立しました。
そして圧巻なのがギタウ・ダニエル選手(日本大学)でしょう。
なんと4回走って歴代1位・2位・5位・9位と全て10傑入りです。
以上の記録をみても今大会は気象条件に恵まれハイレベルな大会であったと言えるでしょう。
全日本大学駅伝・箱根駅伝と楽しみになってきました。