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【歴代7区記録】全国都道府県男子駅伝【区間賞獲得者:出身高校&出身大学は?】

 

いよいよ2019年天皇杯第24回全国男子駅伝が開催されます。

より楽しく観戦するために第1回~23回までの歴代区間記録をまとめました。

1年間で最後のメジャー駅伝ということもありそうそうたる選手が走り、区間賞を獲得しています。

 

その区間賞を獲得した選手の出身高校・出身大学をまとめています。

7区区間記録

距離が1~5回:14.5km・6回大会以降は13.5kmです。

年度 名前 タイム  出身高校 高卒後進路
1 1996年 田尻裕一(福岡) 41:27 専大玉名 黒崎播磨
2 1997年 高岡寿成(京都) 41:13(新) 洛南高校 龍谷大学
3 1998年 国近友昭(広島) 42:12 NTT中国
4 1999年 川嶋伸次(埼玉) 41:41 飯能 日本体育大学
コース変更
 
5 2000年 入船敏(鹿児島) 37:47 鹿児島商業 京セラ
6 2001年 浜野健(和歌山) 37:44(新) 日高 順天堂大学
7 2002年 花田勝彦(滋賀) 38:07 彦根東 早稲田大学
8 2003年 佐藤敦之(福島) 37:29(新) 会津 早稲田大学
9 2004年 大島健太(高知) 37:09(新) 高知商業 中央大学
10 2005年 浜野健(愛知) 37:49 日高高校 順天堂大学
11 2006年 仲野旭彦(愛知) 37:55 現伊賀白鳳 東洋大学
12 2007年 飛松誠(佐賀) 37:48 鳥栖工 帝京大学
13 2008年 北村聡(兵庫) 38:09 西脇工 日本体育大学
14 2009年 岡本直己(広島) 37:55 由良育英 明治大学
15 2010年 佐藤悠基(長野) 37:12 佐久長聖 東海大学
16 2011年 高林祐介(三重) 37:25 伊賀白鳳 駒澤大学
17 2012年 竹澤健介(兵庫) 37:32 報徳学園 早稲田大学
18 2013年 矢野圭吾(長野) 37:54 佐久長聖 日本体育大学
19 2014年 矢野圭吾(長野) 37:28 佐久長聖 日本体育大学
20 2015年 出岐雄大(長崎) 37:28 長崎北陽台 青山学院大学
21 2016年 茂木圭次郎(東京) 37:56 拓殖大第一 旭化成
22 2017年 設楽悠太(埼玉) 37:43 武蔵生越 東洋大学
23 2018年 設楽悠太(埼玉) 37:12 武蔵生越 東洋大学

7区歴代区間TOP10(13.5km)

大島健太選手(高知商業→くろしお通信→日清食品グループ→NTN→PUMA RC)

順位 大会 名前 所属 記録
1 第9回 大島健太 高知 37分09秒
2 第15回 佐藤悠基 長野 37分12秒
2 第23回 設楽悠太 埼玉 37分12秒
4 第9回 坪田智夫 東京 37分19秒
5 第16回 高林祐介 三重 37分25秒
6 第19回 矢野圭吾 長野 37分28秒
6 第20回 出岐雄大 長崎 37分28秒
8 第8回 佐藤敦之 福島 37分29秒
8 第16回 鎧坂哲哉 広島 37分29秒
10 第17回 竹澤健介 兵庫 37分32秒

第9回大会で大島健太選手(高知県・くろしお通信)が樹立した37分09秒が15年たった今でも区間記録です。

大島健太選手が区間記録を樹立した第9回大会(2004年)後に10000mで27分53秒95を出しており強かったですね。

気象条件が違うとはいえ、佐藤悠基選手・設楽悠太選手が区間2位ということからもレベルの高い記録だと感じます。

  • 佐藤悠基選手(佐久長聖→東海大→日清食品グループ):37分12秒(第15回大会・2010年)
  • 設楽悠太選手(武蔵生越→東洋大→Honda):37分12秒(第23回大会・2018年)

7区区間賞選手出身高校

順位 高校名 人数
1 佐久長聖 2
1 伊賀白鳳 2
3 専大玉名 1
3 洛南高校 1
3 1
3 飯能 1
3 鹿児島商業 1
3 日高 1
3 彦根東 1
3 会津 1
3 高知商業 1
3 日高高校 1
3 鳥栖工 1
3 西脇工 1
3 由良育英 1
3 報徳学園 1
3 長崎北陽台 1
3 拓殖大第一 1
3 武蔵生越 1

佐久長聖高校(長野県)出身者・伊賀白鳳(三重県)が2名で最多。それ以外の出身高校は各1名づつです。

高校別でみますと駅伝強豪校と非強豪高が半分づつという印象です。

*強豪校or非強豪校の区分の基準は全国高校駅伝出場5回以上としました。

区分 学校名(所在都道府県)
駅伝非強豪校 専大玉名(熊本) 光(山口) 飯能(埼玉) 日高(和歌山)
鹿児島商業(鹿児島) 会津(福島) 高知商業(高知) 彦根東(滋賀)
長崎北陽台(長崎) 拓殖大第一(東京) 武蔵生越(埼玉)  
駅伝強豪校 報徳学園(兵庫) 伊賀白鳳(三重) 鳥栖工(佐賀) 西脇工(兵庫)
由良育英(由良育英) 佐久長聖(長野) 洛南(京都)  

出身校の顔ぶれを見ると全国に名だたる強豪校と県内5番手以内の県内強豪校がほとんどですね。

7区区間賞選手出身大学

順位 大学名 人数
1 早稲田大学 3
1 日本体育大学 3
3 東洋大学 2
4 東海大学 1
4 青山学院大学 1
4 順天堂大学 1
4 中央大学 1
4 明治大学 1
4 駒澤大学 1
4 帝京大学 1

早稲田大学・日本体育が3名と最多でした。2位は東洋大学の2名と箱根駅伝強豪校が続きます。

7区区間賞まとめ

最長区間であり最終区間ということで各県を代表する選手が任されることが多く、区間賞受賞者は日本を代表するそうそうたる顔ぶれです。

37分一桁が大島健太選手(高知商業→くろしお通信→日清食品グループ→NTN→PUMA RC→エディオンコーチ)のみです。

37分10秒台は3名です。

  • 佐藤悠基選手(佐久長聖→東海大学→日清食品グループ)
  • 設楽悠太(武蔵生越→東洋大学→Honda)
  • 坪田智雄選手(神戸甲北→法政大学→コニカミノルタ→法政大学駅伝監督)

TOP10のうち9名が29分30秒を切っているということからも日本を代表する選手が絶好調で臨み、なおかつコンディションに恵まれれば記録更新は可能だと思います。

15年ぶりの区間記録更新を期待します。

 

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