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目指せ箱根駅伝強豪校進学:大学選びのポイント:推薦基準:競技力

 

2019年箱根駅伝優勝テープを切る東海大学10区の郡司陽大選手

 

目指せ箱根駅伝強豪校進学

現在の中学生・高校生はインターネットの普及により様々な情報を簡単に入手できるようになりました。

プラス面としては昔は知ることのできなかった情報や部の雰囲気をインターネット検索・公式FaceBook・選手のTwitterなどで知ることができるようになりました。

しかしその反面、情報過多だったり正しくない情報も多いということもあります。

 

一番確実なのは同じ県・地区・高校の先輩から直接話を聞くということであることは今も昔も変わりません。

私の場合は同じ地区・高校の先輩が進学していたのは、箱根駅伝出場校では東洋大学・亜細亜大学・中央学院大学・日本大学・東京農業大学・日本体育大学・帝京大学で自分の高校の先輩以外は、進学された先輩の後輩(私の同級生)を介して部の雰囲気や練習内容などを聞きましたが、今思えば大した情報ではありませんでした。

やはり行きたい大学に進学するのが一番良いと思います。

私の場合は総合大学で体育の教員免許を取得できる大学ということで東海大学進学を決めました。

 

これから進学される方は下記5点を実践されればよいと思います

  • インターネットにて情報収集
  • 陸上部の公式FaceBook・選手個人のFaceBookにて情報収集
  • 部の公式Twitterや選手個人のTwitter
  • 可能であればグランドに練習を見に行く
  • 大会・記録会で希望する大学の選手に聞いてみる

私は県選手権に出場した際に地元の高校生から「東海大学に進学したいのですが・・・」と声をかけられ15分くらい話をし、東海大学のTシャツをプレゼントし、聞きたいことがあったらいつでも電話してと寮の電話番号を教えた経験があります。その時の状況にもよりますが自分の所属している大学に進学したいと丁寧に声をかけられればそれなりの対応をしてくれると思いますよ。

 

私がもしお話をお聞きするとしたら以下のような流れにするかな。

①すいません、私は〇〇高校の〇〇と申します。少々お時間宜しいでしょうか?

②〇〇大学進学を目指しているのですが〇〇大学について教えていただけませんでしょうか?

 

大学選びのポイント

大学を選ぶ際のポイントは

  • 競技スタイル
  • 住宅環境について
  • 勉強・進級について
  • 金銭的補助

競技スタイル

競技スタイルとは駅伝特化型かトラック&駅伝型かということです。

駅伝特化大学でもトラックに強い選手もいますが1年間の目標はどこか?ということです。

もっといえば大学としてインカレを重視しているか?ということです。

下記は2018年関東インカレの総合得点と中長距離得点です。

一言でいえば総合優勝を狙えるチームはトラック競技にも力を入れている傾向が強いです。

部として総合優勝を狙っている中で中長距離ブロックも頑張らなければならないというわけです。

 

2018年関東インカレ成績

順位 学校名







%



1






1







1







1








1









1







1 日大 164.5 16 9.7     8 8    
2 東海大 113 41 36.2   8 5   14 14
3 順大 99 30 30.3 9 4 7 9 1  
4 東洋大 74 19 25,6     5 7   7
5 筑波大 62 10 16.1 4 6        
6 早大 59 26 44.0 11 4 2   4 5
7 国士大 46 0 0            
8 山梨学大 40 28 70.0 6 7   7 8  
9 法大 37 11 29.7         3 8
10 中大 29 7 24.1 1 5   1    
11 大東大 27 4 14.8       4    
12 城西大 22 9 40.9     3   6  
13 明大 15 8 53.3   2 6      
14 日体大 14 7 50.0 5         2
15 流経大 13.5 0 0            
16 慶大 12 0 0            

中長距離の力を入れていること=強い(8位入賞できる)ではありませんが、大学毎の傾向としてはなかなか良いデータ-だと思います。

 

住宅環境について

住宅環境は大きくは下記3点です。

    • 寮があるか?
    • 寮は何人部屋か?
    • 食事は用意されるか?

寮はほとんどの大学にあるでしょう。

意外と大きいのが何人部屋かという問題です。一般的には先輩と後輩の2人部屋というのが多いと思います。学年のトップ級の選手がこの部分で本当は行きたいと思っている大学をあきらめたという事例を知っています。

食事は用意されるチームがほとんどだと思いますが、注意点としては同じ大学でも食事が用意されない可能性もあります。

当時の東海大学では大きく5つの寮がありましたが食事が用意されるのは合宿所という一番競技力の高い選手が住む寮だけでした。

 

勉強・進級について

勉強についても大学によってまちまちです。

授業に出席していたら単位を取りやすい大学・テストが難しい大学・・・

私と他大学の陸上部の友人に聞いた限りでは体育大学系(体育大学・体育学科)は出席に厳しい印象です。

私の友人は一般的に学力が高いと言われる大学からの勧誘時に4年で間違いなく卒業できると説明され入学し無事に4年間で卒業しました。彼の学力では無理だと思います(笑)。

また私の別の友人は東京6大学に勧誘され特待生で入学し4年間ほぼ授業に出ていませんが4年間で卒業しました。

私の経験上一般的な学力と卒業しやすさは比例しないと思っています。

 

金銭的補助

今の状況はわかりませんが私たちの時代は授業料免除1名・入学金免除2名だったと記憶しています。

他大学では栄養補助代という名目でおこづかいをもらっている選手もいました。

全国高校駅伝常連校の監督と飲んだ時に聞いた話では箱根駅伝出場ボーダー校では5000m14分台で特待生とういう話をされていました。

まあ当然人数の枠はありますので良いタイムを持っていれば持っているほど良い待遇で入部できる可能性が高くなります。

 

まとめ

後悔の少ない進学をするためには下記5点を実践されればよいと思います

  • インターネットにて情報収集
  • 陸上部の公式FaceBook・選手個人のFaceBookにて情報収集
  • 部の公式Twitterや選手個人のTwitter
  • 可能であればグランドに練習を見に行く
  • 大会・記録会で希望する大学の選手に聞いてみる

また良い待遇をえるためには高校2年終了までに1500m・5000mのタイムをある程度出しておくとスカウトされやすくなります。

高校総体5000m決勝に残れれば間違いなく特待生での勧誘がきます。

少しでも良いタイム・良い実績を出すことにより未来は開けていきます。

 

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