東海大学:結果速報【2020年第96回箱根駅伝:往路】区間記録:順位

区間4位：90点

前半からハイペースを作り出し集団をばらけさせる見事な走りだったが、ラスト2kmくらいから遅れはじめ区間賞の米満怜選手（創価大学）に10秒負けたことが残念でした。優勝候補のチームの1区としてはケガから復活し見事な走りでしたが、鬼塚翔太選手への期待値として考えると区間賞をとらなければならない選手だと思います。次のステージ（横浜DeNA）でのご活躍を期待します。

区間7位：100点

初挑戦の2区で1:07:13はとんでもない記録です。青山学院大学の岸本大紀選手に10秒・早稲田大学の太田智樹選手に8秒負けたことが残念ですが100点の走りといって良い好走だと思います。来年も2区で1:06分台を目指してほしいと思います。

区間6位：80点

昨年前半を速く入り後半失速した反省を活かし今大会は前半抑え気味で入り後半粘るという走りで前年より41秒速く走ることができました。

この1:02:21という記録は前回大会なら区間3位に相当する記録ですし設定タイムも1:02:15-1:02:30秒くらいだったのかもしれませんが、実力的には区間4位の鈴木塁人選手（青山学院大学）の1:01:32、区間5位の青木祐人選手（國學院大學）の1:01:34くらいで走ってほしかった、チャレンジしてほしかったと思います。次のステージ（住友電工）でのご活躍を期待します。

区間2位：90点

昨年相澤晃選手が樹立した区間記録から43秒遅れの区間2位という成績は素晴らしい区間成績だと思います。

名取燎太選手は全日本大学駅伝MVP・8区日本人歴代6位という実力者、現在の東海大学で最も強い選手でしょう。

そう考えると区間賞の吉田祐也選手（青山学院大学）に1:07秒負け・区間3位の中西大翔選手（國學院大學）に16秒勝ち・区間4位の福田悠一選手（創価大学）に18秒勝ちという成績は少々物足りなく感じます。

名取燎太選手の脚にテーピングがあり本調子ではなかったのでしょう。

本調子でないながら区間2位で走ったのはさすがですが、本調子でない名取燎太選手が4区という重要区間を走らざるをえなかったチーム状況だったのでしょう。

区間7位：80点

前回大会で区間新記録を出しながら区間賞の浦野雄平選手から24秒遅れの区間2位という事で大きな期待をしていましたが、今大会は前回大会から46秒遅れの区間7位という結果でした。

1週間前に38.6度の発熱があり3日前からアキレス腱の痛みが出たという状態という事を考えれば見事な成績だと言えます。

5区の控え選手が走ったとしても今大会の西田選手の記録を上回ることはできなかったように思います。

西田選手の次回大会の走りに期待したいと思います。