結果速報:2019年第103回日本陸上競技選手権大会:男子5000m
病気なので仕方ありませんが、山縣選手の欠場が痛すぎますね・・・
大会概要
第 103 回 日本陸上競技選手権大会要項
兼 ドーハ 2019 世界陸上競技選手権大会 日本代表選手選考競技会
1.主 催 日本陸上競技連盟
2.共 催 福岡県、福岡市
3.後 援 読売新聞社、福岡県教育委員会、福岡市教育委員会
4.主 管 福岡陸上競技協会
5.特別 協賛 山崎製パン株式会社
6.協 賛 アシックスジャパン株式会社、大塚製薬株式会社、日本航空株式会社、株式会社ニシ・スポーツ、青山商事株式会社、
デンカ株式会社、丸大食品株式会社、久光製薬株式会社、株式会社クリエイト、アース製薬株式会社
7.協 力 一般財団法人上月財団、西日本新聞社
8.期 日 2019年6月27日(木)~6月30日(日)
9.場 所 福岡市博多の森陸上競技場
男子5000m
- 世界記録(WR)・12:37.35・K. BEKELE(ETH・エチオピア)・2004
- アジア記録(AR)・12:51.96・A. K. ROP(BRN・バーレーン)・2013
- 日本記録(NR)・13:08.40・大迫傑(東京・Nike ORPJT)・2015
- U20日本記録(JR)・13:31.72・佐藤悠基(長野・東海大)・2005
- 大会記録(CR)・13:14.18・S. MAINA MUNYI(愛知・トヨタ自動車) 1998
決勝
順位 | 名前 | 都道府県 | 所属 | 記録 |
---|---|---|---|---|
1 | 松枝 博輝 | 千 葉 | 富士通 | 13:41.27 |
2 | 田中 秀幸 | 愛 知 | トヨタ自動車 | 13:43.13 |
3 | 服部 弾馬 | 愛 知 | トーエネック | 13:44.40 |
4 | 茂木 圭次郎 | 宮 崎 | 旭化成 | 13:46.39 |
5 | 相澤 晃 | 福 島 | 東洋大 | 13:47.00 |
6 | 平 和真 | 東 京 | カネボウ | 13:47.19 |
7 | 遠藤 日向 | 兵 庫 | 住友電工 | 13:47.25 |
8 | 設楽 悠太 | 埼 玉 | Honda | 13:47.31 |
9 | 鬼塚 翔太 | 福 岡 | 東海大 | 13:47.44 |
10 | 市川 孝徳 | 千 葉 | 日立物流 | 13:55.16 |
11 | 市田 宏 | 宮 崎 | 旭化成 | 13:58.11 |
12 | 井上 大仁 | 長 崎 | MHPS | 14:09.23 |
12 | 竹内 大地 | 愛 知 | トーエネック | 14:05.11 |
13 | 浅岡 満憲 | 千 葉 | 日立物流 | 14:11.61 |
14 | 湊谷 春紀 | 東 京 | 横浜DeNA | 14:14.18 |
15 | 岡本 雄大 | 東 京 | サンベルクス | 14:17.32 |
16 | 坂東 悠汰 | 千 葉 | 富士通 | 14:17.50 |
18 | 牟田 祐樹 | 千 葉 | 日立物流 | 14:20.62 |
19 | 佐藤 佑輔 | 千 葉 | 富士通 | 14:24.88 |
20 | 寺内 將人 | 愛 知 | 愛知製鋼 | 14:31.64 |
橋詰 大慧 | 京 都 | SGHグループ |
- 1000m通過:2分46秒:茂木圭次郎(旭化成)
- 2000m通過:5分30秒(2分44秒):茂木圭次郎(旭化成)
- 3000m通過:8分20秒(2分50秒):茂木圭次郎(旭化成)
- 4000m通過:11分06秒(2分46秒):設楽悠太(Honda)
レース詳細
700m通過後、茂木圭次郎(旭化成)が先頭に立ち、1000mは後続に2秒差をつけ2分46秒で通過。
2000m通過は後続大集団に4秒差をつけ茂木圭次郎(旭化成)が独走。
3000m通過は茂木圭次郎(旭化成)が依然として独走。4秒差で井上大仁(MHPS)・遠藤日向(住友電工)・松枝博輝(富士通)・田中秀幸(トヨタ自動車)の銃で続く。
3300m付近で田中秀幸(トヨタ自動車)が先頭に立ち松枝博輝(富士通)、遠藤日向(住友電工)、茂木圭次郎(旭化成)の順で3400m通過。
3800m付近で設楽悠太(Honda)が一気にロングスパートをかけ、2秒差で松枝博輝(富士通)が続く。
4000m通過:11分06秒(2分46秒):設楽悠太(Honda)
4300m付近で設楽悠太(Honda)に松枝博輝(富士通)がぴったり後ろにつく。田中秀幸(トヨタ自動車)、遠藤日向(住友電工)が引っ張る大集団は3秒差で続く。
4550m付近で松枝博輝(富士通)が先頭に立ちラスト1種の鐘。
4800m付近で松枝博輝(富士通)に田中秀幸(トヨタ自動車)が追いつき服部弾馬(トーエネック)、設楽悠太(Honda)遠藤日向(住友電工)が続く。
ラスト100mからのラストスパートで松枝博輝(富士通)が田中秀幸(トヨタ自動車)との差を広げ1着でゴールし101回大会以来の優勝を飾った。
昨年のスローペース(優勝タイム14分21秒52・服部弾馬)とは一転、とても面白いレースとなりました。
レースの立役者は前半独走でレースの流れを作った茂木圭次郎(旭化成)と後半ロングスパートをみせた設楽悠太(Honda)でしょう。
他にも井上大仁(MHPS)など東京オリンピックマラソン代表選考会であるMGCを控えた選手たちの積極性が光りました。
この時期なのでなかなか難しいですが日本一を決める日本選手権なのですから日本記録に迫るようなハイペースのレースが見たいですね。
そのためには3000mまでのペースメーカーがいても良いかなと思います。